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大統領「アロヨ氏寄り」罷免狙う

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(以下引用)
フィリピン上院で、アキノ大統領によるアロヨ前大統領の汚職疑惑追及の一環として、初の最高裁判所長官に対する弾劾審理が開かれている。大統領主導で、 「アロヨ氏寄り」のコロナ長官を罷免することが狙い。コロナ氏は「罷免したければ殺すがいい」と、徹底抗戦。「アキノVSアロヨ」の様相を呈している。

16日から始まった審理では、コロナ氏の不正蓄財と資産隠蔽(いんぺい)疑惑に焦点が当てられ、過去の資産報告などが証拠として提示された。

具体的には(1)資産が2002年の1400万ペソ(約2800万円)から、最高裁長官に就任した10年には2200万ペソに跳ね上がった(2)1600万ペソで購入したケソン市内のコンドミニアムを300万ペソと過少申告した-ことなど、多くの案件が追及されている。

かつてアロヨ氏に指名されたコロナ氏は、アロヨ氏の汚職を追及する真相究明委員会を「違憲」と認定するなど、アキノ大統領にとっては邪魔な存在だ。このため、大統領は「悪長官が神聖な最高裁を砕くことを止める」と鼻息が荒い。

だが、審理は長期化する見通しで、この問題に労力を費やすあまり「経済政策など他の内政、外交問題がおろそかになる」(地元テレビの記者)との懸念も出ている。